内容
塩浴軟窒化処理による表面層(スケール)をバレル処理にて除去し、面粗さも確保することにより摺動性が向上します。
振動バレルの特徴
KWJ振動バレルの特徴
サークル型のバレル槽本体を振動させて、製品と研磨石を接触、摩擦させて研磨仕上げをしていく工法です。
設備仕様・メディア・コンパウンドの組み合わせにより無限の条件での対応が可能なため、お客様の目的に応じて弊社にて条件設定を行います。弊社では50L~300Lを保有しているため、小物から中物サイズまでの製品を、小ロットから量産ロットまで幅広く対応しております。
遠心バレルの特徴
KWJ遠心バレルの特徴
ポット型のバレル槽本体を観覧車のような回転体にセット(固定)し、高速回転させることで遠心力が働きポット内の製品とメディア、コンパウンドが強く擦れ合い研磨されます。
8Lから20Lのポットを保有しており、小ロットから量産ロットまで幅白く対応が可能です。KWJ遠心バレルの特徴にあるとおり、弊社ではバレル槽を分割することで1槽1個ずつではなく複数個の処理ができるため打痕レスで生産性のある工程を組むことができます。バフ研摩の代替えをご検討であったり、打痕をつけずに面粗度向上や光沢出しを行いたい中物部品などには最適な方法です。
流動バレルの特徴
KWJ流動バレルの特徴
たらい型のバレル槽本体の底面が回転し、渦流運動を起こすことで製品とメディア、コンパウンドが擦れ合い研磨されます。
容量が110Lのため遠心バレルよりも数量の多い量産も可能であり、少数ロットの単発加工も可能です。バフ研摩の代替えとして採用された実績もあります。
ボックス式振動バレルの特徴
KWJボックス式振動バレルの特徴
ボックス型のバレル槽(2槽)本体を振動させて、製品(ワーク)、メディア、コンパウンドを相互に接触させて、摩擦を意図的に発生させて研磨する仕上げ方法です。ボックス槽が長い為長物も可能です。最大全長850mmまで可能です。
振動バレル機(ボックス式)の実績紹介はこちらWork
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